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完全なる不合格

6月上旬 1年生

バイタル測定のテスト当日。
僕とペアの初芝清美は1番目だった。
患者役はこれまた子持ちのママ、小宮山サト(こみやまさと、仮名)である。
小宮山サトは36歳1児の母。
この人は妙に脈が弱い。
なので、練習の時なかなか脈が見つからないのだ。

そんな不安を抱えたまま、本番へ。

先発は僕である。
小宮山さんに体温計を挿す。
その間に反対の腕で脈を取る。

・・・ない!!!!

本番で、脈が見つからない。
反対の腕で、教員が脈拍を測って回数を確認している。
必死に探すもみつからない。
終わった・・・。
小宮山さんは異常に脈が弱い。
1分間、焦りながら脈を探してやっと軽く感じる部分に当たる。
しかし、弱い。
とにかく弱い。
全部が結滞(脈拍の一つあるいはそれ以上が脱落すること)のように感じて、回数がよくわからない。

完全にテンパっている自分がわかる。

1分間かなりテキトーな感じで測った後、体温計を回収する。
体温計を体温計のケース入れようとするも、テンパっているせいでなかなか入らない。
手が震えているのだ。

もう、完全に終わった。
血圧もテンパりながら測り、小宮山さんを車椅子に移して、初芝さんにチェンジ。

こんなにボロボロになるとは・・・。
初芝さんも結局、脈が弱くて測れず撃沈。


結果は当然・・・不合格。

ここまで完全な不合格になるとは・・・自信を失った。
脈拍ひとつ測れないなんて・・・。
情けない。

こんなんで看護師になれるのか?

初芝「小宮山さんほんと脈弱いんだからー。全然わかんないわよ。死ぬんじゃないの?w」
小宮山「うるさいわよ!あんたたちしっかり練習しないからでしょ?もう。w」

ママ同士で笑い合っている横で、僕は一人凹んでいた。
再テストに受からなければ、実習には行けないらしい・・・。


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プロフィール

やまがみおくよし

Author:やまがみおくよし
30歳、実家暮らし。
S県の看護専門学生。
Fランク地方大学卒業後、ふらふらしながら契約社員、派遣社員、フリーター、ゲーム廃人と好き勝手に生きてきた。
才能も資格もないくせに、青い鳥症候群。
ちょっと働いては辞め、遊ぶ。
そんな生き方をしていたら、案の定20代後半からまともな職はなくなった。
面接受けても受かる気しない。
ブラック企業にも落ちる始末。
ゴミの様な企業にゴミ扱いされる。
僕は何連敗したのだろう?
勝ち目はない、1年目の楽天だってもう少し勝ってたぜ?

もう駄目だ、終わったんだ。
人生詰んだんだ。
今は何とか派遣をしながら凌いでいるが、明るい未来は見えません。

ん?看護師は仕事があるらしい。
3年間学校に行けば、就職には困らないという。
都市伝説?いや、本当らしい。
ならば3年間、更に地の奥深くに潜るとしよう...。
※登場する名前は全て仮名です。

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